中高年失業中日記「深夜労働を軸にした転職活動のこと等等(また懲りずに長文)」2012/01/20 12:58:30

投稿者: イクタシバ イタル
タイトル: 深夜労働を軸にした転職活動のこと等等(また懲りずに長文)
日付: 01/20/2012 12:58:30
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■次の職場に出社する日がほぼ決まった。1月30日月曜日から出社する。

 今私が最優先で心がけているのは、
 ・生活リズムを元に戻すこと
 ・ブランクがあいてしまったITに関する事項を埋めること
 ・これまでに無意識に溜め込んでいたストレスを、少しでも多く発散させること
 この3点である。

 今回は一つ目の「生活リズムを元に戻すこと」について記述する。というのも、このブログを読んで、私と同じように深夜労働をして次の転職先を探そうと考えている方がもしいらっしゃった場合、それがどれくらい負荷がかかるものであるかを少しでも知っておいて欲しいと思ったからだ。私自身、深夜労働を始めるにあたって、それをしながら転職活動をしている中高年の方々の情報がないかとネットを検索しまくったのだが、残念ながら有益な情報というのは、まったくといっていいほど見つからなかった。深夜に働いているという方がいはしたものの、そういったブログの類などは、単にその日の出来事が書いてあるだけであったり、更新頻度が極少であったり、途中で更新が途切れてしまっていたり、少なくとも私が欲する情報などほとんど記載されていないものばかりであった。
 実際に深夜で働きながら転職活動を行った場合、それが果たして続けられるものなのかどうか、判断基準となるものが欲しかったのだが、結局はそういったものが得られることなく、私自身は深夜労働に突き進むことにしたのだ。

 なぜ深夜労働をしようと思ったのか。答えは簡単だ。深夜労働であれば日中に時間が空くからだ。もちろんそこに睡眠を取る時間を盛り込ませなければならないのだが、そこは何とでも調整できるだろうと考えた。日中に働いていると、仮に面接に進めることになった場合、面接先は言うまでもなく、労働先とも日時調整をしなくてはならなくなる。運良く労働が休みの日であれば問題ないが、そうでなければ労働先に余計な気を回す作業が発生する。私はそれが煩わしく思えた。深夜労働であれば日中はいわばフリーだ。調整は自分の睡眠時間をいかにどこで取るかという個人の問題だけ済む。
 もう一つの理由としては深夜労働の方が時給が高いということだ。弁当生産工場で昼勤の募集も同時にされていたのだが、時給を見るとその差は歴然だ。平日だと昼勤と夜勤の時給差は200円、日曜日ともなるとそれは300円となる。一ヶ月間の勤務時間で考えると得られる額の違いは大きい。少しでも現金収入が欲しかった私は躊躇うことなく深夜労働を選んだわけである。
 
 だが、やはり深夜労働は体力的負荷が大きい。それは自分が実際に深夜労働をしてみて大いに実感した。当初予想していたものよりも遥かに大きかったと言って良い。

 深夜労働をしていた際の私の1日のタイムテーブルが以下だ。

 ・午後9時30分   弁当生産工場に向けて自宅を出発。
 ・午後10時30分  弁当生産工場到着。着替え。
 ・午後10時45分  現場入り。受持つ担当により必要であれば準備作業を行う。
            もちろんこの時間は無報酬。
 ・午後11時00分  作業開始。
 ・午前3時~午前4時 休憩。但しこれはあくまで基本。実際にはこれよりも後になったり1時間も
            取れないケースの方が多かった。交代要員がいない時などは午前6時まで
            休憩が取れないことが珍しくなかった。
 ・午前4時00分   作業に復帰
 ・午前8時00分   作業終了。但しこの時間にきっちり終わったことなど一度もなし。ほとんど
            15~30分ほど延長ということが多かった。
 ・午前9時頃     自宅に戻る。朝食、シャワーを浴びるなどして暫し寛ぐ。
 ・午前10時頃    就寝
 ・午後4時頃     起床。転職サイト物色等を含めた自宅での転職活動。
 ・午後7時30分頃  夕食
 ・午後8時頃     仮眠開始
 ・午後9時頃     出勤準備

 以上が基本のタイムテーブルであるが、実際には午前10時から午後7時までが、睡眠と転職活動、そして家事にあてられる時間であり、面接が入った場合や、ハローワークに行く等をする場合、この時間帯内でやり繰りしなければならなかった。その中で一番に削らざるを得なかったのが睡眠だ。
 当初このタイムテーブルを予想した際、平均で6時間くらいは眠れるかと思ったが、自分の時間の使い方が悪かったせいもあって、実際には1日の平均睡眠時間は3~4時間がいいところで、1時間の仮眠しか取れなかったという日も珍しくなかったし、ましてや面接が決まったりすれば、その準備や対策に時間を取る必要も出てきたりしたから、一睡もできない日もあった。もちろん日頃の睡眠不足を解消するために深夜労働がない夜などは、それを睡眠にあてたりしたが、それでも6時間くらいが関の山だった。

 今更ながらに本当によくもまあこんな無茶な生活を半年以上も続けていたものだと思う。脅かす気はないが、深夜労働を始めて一ヵ月後には体重が6kgも減少した。もちろん真夏の熱帯夜の時季に、ろくにクーラーもない作業場で大型のフライヤーやオーブン数機と対峙して毎晩大量の汗をかいていたことが大きな原因ではあるが、それでも深夜に働くという事は予想以上の体力を使うのだということを思い知らされた。それでも弁当生産工場には、無遅刻・無欠勤・無早退を貫いた。働かねば金が入らない、家族を養えない、ましてや転職活動だって続けられないという思いが私を駆り立てていたと思う。

 今週の頭から私は、このような生活リズムを元に戻そうと試みているのだが、深夜労働のような後遺症というものがあるということをお伝えしておこう。
 一つ目は睡眠だ。この半年で睡眠のリズムがムチャクチャな状態になってしまった。それを「夜に布団に入って朝に目覚める。そして日中の変な時間に眠らない」という、ごくありきたりな、だが普通の日中勤務のサラリーマン生活を送るにあたって必須と思えるこのリズムになかなか戻れない。夜に布団にもぐり込んで寝入りはするものの、夜中の変な時間にどうしても目が覚めてしまって再び寝入ることができなかったり、前夜にそれなりの睡眠を取ったにも関わらず、日中の変な時間に強烈な睡魔がやってきたり……。
 自分としては、すぐに元に戻るだろうと高をくくっていたのだが、若い頃ならいざ知らず、中高年という年齢になると、これがなかなか元に戻ってくれないから困ったものである。
 また、もう一つ睡眠に関して言えることは、今になって夜な夜な弁当生産工場で働いている夢を見ることだ。そういう時は間違いなく転職に関する悩みのような感情をも伴っているから、目が覚めた時などは、一瞬自分がまだ深夜労働に行ってお金を稼いでこなければならない立場であるように勘違いをしてしまい、時計を見て「うわっ! 無断欠勤してしまった!」などと、顔が青冷めてしまうような感情に陥る。すぐに「違う違う! 俺はもうあそこには行かなくて良くなったんだ」と安堵はするものの、もう眠気なんて完全に吹っ飛んでいて、結局それからはもう眠れなくなるのだ。戦争帰りの元兵士とまでは行かないまでも、多分これからしばらくはこの悪夢に悩まされ続けるんじゃないかと思っている。

 そしてもう一つは言うまでもなく肉体的疲労である。弁当製造工場といえども人手による作業がないわけではない。最新設備を備えた工場ならまだしも、人事担当者が「30年くらい前とほとんど変わっていない」と明言しているような工場においては、そのほとんどが人手によると言っても過言ではない。具体的には工場内における具材の運搬などはすべて人手による。少なくとも10kg以上の具材が入った容器を一晩に何十個も運搬したりするのだが、それだけで肉体は悲鳴を上げる。屈強な肉体を持った若い男であればまだしも、私のような筋肉の衰えた中年男には、それはそれは重労働である。腕の筋肉はもとより、肩、腰、足、そしてつま先が毎晩悲鳴を上げるのだ。また、そういった腕力を要する作業だけでなく、オーブンやフライヤーから流れてくるとてつもない量の「おかず」類を規定の容器に規定の入れ方で並べていくという作業があり、それはそれでまた別の筋肉を酷使せねばならない。「コンビニ弁当の製造」と聞くと、他の製造よりは楽という印象があろうが、配属される部門によっては重労働そのものとなる。(そんな作業を60前のオバチャン、いや、バアサンが黙々とこなしているのだ。彼女たちができているのに、私ができないなどとは言えるはずがない。そんなことを言ったら簡単に馘だ。事実そんな人間を何人も見ている。)
 こういった作業を毎晩のようにしていた私は、ご多分に漏れず疲弊し筋肉痛に悩まされたのだが、作業が始まるとその痛みを忘れてしまうから不思議である。それまでズキンズキンと周期的に筋肉を襲っていた痛みが、作業を始めるや否や消えるのだ。おそらくこれはもう脳があまりの忙しさに錯覚を起こすのだろうと思う。それが証拠に作業が終わった途端に痛み始めるのだから。そんな状態が続きはしたが、作業をする上で痛みが消えてくれていたら、とりあえずいいか、と安易に考えていた。だが、それが後々の私に後遺症みたいに残ろうとは、この時思いもしなかったのである。
 深夜労働をしている際は、気が張っていたこともあったのだろう、痛みが出る時間とでない時間が明確に分かれていた。前述したとおり、深夜労働に赴いている際は痛みを感じず、そうでない際に痛むのだ。そして、深夜労働を辞めた私には、今、後者が連続しているのだ。おまけにこれまで蓄積していたであろう肉体的疲労が「もう深夜労働をしなくてもよい」という精神的安堵からか、至るところで一気に噴出しだしたようで、体のあちこちに潜在していたのであろう痛みが露になっている。(特に右手首の痛みは尋常なものではなく、常時湿布のお世話になっているところだ。)

 何か脅かすようなことばかりを書いてしまったが、深夜労働を軸にした転職活動生活は、間違いなく体を酷使することになると思う。もちろんすべての深夜労働がそうだとは言わない。あくまで私が経験してきた範疇の話であることは付け加えておくが。

 では、昼間に労働しながら転職活動をした方がいいのか? これに関しては以前私は会社勤めをしながら転職活動をした経験が数回あるので、その経験から言わせて頂くと、やはり時間的な制約が大きいと思える。例えば平日の日中に面接となると休んだり、それができなければ時間調整をするなど、周りに対する根回し的な振る舞いが必要になる。そして、頻繁には行いづらい。そういう面においては深夜労働は前述したとおり自分で調整ができる。ただ、やはり体力的にキツイ……。双方共に良い点、悪い点がある。

 前述した私の深夜労働を軸にした転職活動が参考になるかどうかわからないが、一つの例として認知していただければ幸いだ。

 さて、私は何としても次の日曜日が終わるまでには、生活リズムを元に戻さねばならない。なぜなら来週は記憶の彼方に潜んでしまったITに関する知識を呼び戻さねばならないからだ。今更ながらにこの2年近いブランクは大きいと感じている。間違いなくこの2年の間に新しい技術や考え方が出現しているだろう。それらをも取り込みつつ2年前の私の脳に戻さねばならないのだ。さあ、どうやって取り戻そうか。
 それにしても2年はやっぱりでかいなあ……。

 最後に、最優先で心がけている項目の3つ目である「これまでに無意識に溜め込んでいたストレスを、少しでも多く発散させること」は、とりあえず順調に進んでいることを付記しておこう。ちなみに今日は今から、公開時に観たくて観たくてたまらなかった、でも、そんなことをしていられる場合でも立場でもなく、ましてやそんなお金もなくて、泣く泣く観ることをあきらめた、村上春樹原作の「ノルウェイの森」という映画をDVDで観るつもりだ。こういう日が戻ってきてくれたことを心から感謝している。

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コメント:
投稿者: 素浪人
日付: 01/20/2012 15:29:52
タイトル:
体内時計を通常に戻すには朝日を浴びるのを数日続けるといいらしいです

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コメント:
投稿者: 役小角
日付: 01/20/2012 18:57:58
タイトル:
読んでいると、
なんだか目が潤んできました…。

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コメント:
投稿者: 旅人
日付: 01/20/2012 20:04:52
タイトル: Wining Run
ウイニングラン、凱旋のような感じがする回想ですね。
文章に生気が満ちあふれていて、力強さを感じました。

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コメント:
投稿者: シマらいおん
日付: 01/21/2012 01:56:43
タイトル:
先日はコメント返し、ありがとうございました。

ブログの更新は無くても良いですが、閉鎖は残念ですね。せめて放置でも良いのではと思うのですが、そうすると其処ら辺のブログと一緒になってしまいますね。
深夜労働や肉体労働の厳しさ良く分かります。何事も経験しないと分かりませんからね。私の場合、繋ぎで肉体労働(派遣)しましたが、出勤率8割五分位でした。
肘の痛みにたえかねて、医者に行ったら痛みが無くなり体調も良くなる薬を処方してくれました。
余りに効き過ぎるので、飲むのを止めたら、前より酷くなりましたでも良い薬だったので面接に行く時飲んだら、頭の回転が良かったですよ。不採用だったけど(笑)

あっ、すみません。また余計な方向に行きました。

真面目な話、溜まった疲れを取る方法は、眠りたいだけ寝る。これに限ると思います。きっと三日も寝れば治りますよ。水曜日から23時就寝6時起床これでバッチリです。
パソコンは21時まで。

私の場合深夜労働と肉体労働は一緒にした事無いからなぁ。今の仕事は交代勤務で、遅番の時の定時が23時30分で、たまに深夜2時頃まで残業するのですが、かなり堪えますからね。

先に書き込んでましたコメント撤

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コメント:
投稿者: イクタシバ イタル
日付: 01/21/2012 09:52:35
タイトル: Re: タイトルなし
素浪人さん こんにちは
コメントありがとうございます。

> 体内時計を通常に戻すには朝日を浴びるのを数日続けるといいらしいです

 そう思って、最近は早起きして外に出て陽の光を浴びようとしているのですが、何か急に天気が悪い日ばかりになってしまいました。今日も朝から雨はほとんど降っていないものの、どんよりとした曇り空です。

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コメント:
投稿者: イクタシバ イタル
日付: 01/21/2012 09:54:51
タイトル: Re: タイトルなし
役小角さん こんにちは
コメントありがとうございます。

> 読んでいると、
> なんだか目が潤んできました…。

 性懲りもなく長文にしてしまいましたので、読まれているうちに目が疲れてきたのではないでしょうか(笑)

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コメント:
投稿者: イクタシバ イタル
日付: 01/21/2012 09:57:01
タイトル: Re: Wining Run
旅人さん こんにちは
コメントありがとうございます。

> ウイニングラン、凱旋のような感じがする回想ですね。
> 文章に生気が満ちあふれていて、力強さを感じました。

 ウイニングランとか、凱旋っていう気持ちはないんですけどね、ただ、間違いなく以前のような「先が見えない状態」ではなくなったので、その分、気が楽になって書けているんだと思います。まあ、勝手な自己分析なんですけどね(笑)

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コメント:
投稿者: イクタシバ イタル
日付: 01/21/2012 10:06:31
タイトル: Re: タイトルなし
シマらいおんさん こんにちは
コメントありがとうございます。

> ブログの更新は無くても良いですが、閉鎖は残念ですね。せめて放置でも良いのではと思うのですが、そうすると其処ら辺のブログと一緒になってしまいますね。

 そうなんですよね。放置状態にするくらいなら閉鎖した方が綺麗な幕引きになると思ってるんですけどね。

> 深夜労働や肉体労働の厳しさ良く分かります。何事も経験しないと分かりませんからね。私の場合、繋ぎで肉体労働(派遣)しましたが、出勤率8割五分位でした。

 多分、普通はそんなもんだと思いますよ。私は変に意固地になっていたみたいですから(笑)

> 肘の痛みにたえかねて、医者に行ったら痛みが無くなり体調も良くなる薬を処方してくれました。
> 余りに効き過ぎるので、飲むのを止めたら、前より酷くなりましたでも良い薬だったので面接に行く時飲んだら、頭の回転が良かったですよ。不採用だったけど(笑)

 数年前に睡眠導入剤を服用して懲りたんですけど、薬は常用し続けるのはやはりやめた方がいいですね。服むのをやめたら、服む前よりもひどくなっている場合がありますから、もう一生それを服み続けなくなる、しかも、量も(段々効かなくなってくるから)増えていくばかり。気をつけねばなりません。

> 真面目な話、溜まった疲れを取る方法は、眠りたいだけ寝る。これに限ると思います。きっと三日も寝れば治りますよ。水曜日から23時就寝6時起床これでバッチリです。
> パソコンは21時まで。

 そうしたいんですけどね、眠気はあっても腰がもたんのです。昔は十数時間横になり続けていても何ともなかった腰ですが、今は長くて7時間が限界なのです。

>
> 私の場合深夜労働と肉体労働は一緒にした事無いからなぁ。今の仕事は交代勤務で、遅番の時の定時が23時30分で、たまに深夜2時頃まで残業するのですが、かなり堪えますからね。

 深夜~早朝に働き続けるのは、やはり堪えますよ。

よろしければコメントなどを……