2017年8月12日(土) 日碌

2017年8月12日(土)の備忘録っぽい日碌

 午前7時に起床。顔を洗っていたら家人も起きてきた。今日は僕が朝から実父と共に墓参りに行くことになっていた。だから二人とも休みの日であるにも関わらず、いつもと変わらぬ時刻に起床したのである。

 僕はすぐにワンコを散歩に連れ出した。今朝は昨日よりは暑さはましだ。たぶん湿気が少ないのだろう。でも散歩を終えた後は、やっぱりしこたま汗をかいた。
 それからエサをやる等のワンコの世話をしていたら、いつもよりも時間が取られたせいか、もう午前7時45分だ。予定では午前8時頃に実父がやってくることになっている。
 急いで朝食を摂って服を着替えた。
 何とか時間に間に合わせたところ実父から電話があり、15分後にこっちに来ると言う。だったらそんなに急ぐ必要もなかった。

 それからしばらくして実父が車に乗ってやってきた。実父と運転を替わり、お墓へと向かった。
 国道に出ると、まだ8時半なのに車がいっぱいだ。普段あまり目にしない他府県のナンバープレートがやたらと目についた。やはり盆休みに入ったからだろう。
 走り続けるにつれ交通量は更に増えていった。いつもであればこの時間ならさほど混まないはずの道も既に渋滞の片鱗を見せている。あと30分もすれば間違いなく渋滞が発生するだろう。それを思うといつもよりも早く出発して正解だった。

 いつもよりは少々時間がかかったが無事にお墓にたどり着いた。まだお盆本番でないからか墓参りに来ている人はそんなに多くはなかった。
 それにしても暑い。まだ午前9時を回った頃合いなのに陽射しはきつい。だかおそらく田舎だからまだましなのだろう。大阪のオフィス街なら間違いなく既にヒートアイランドになっているに違いない。
 実父と二人でお墓を掃除した後滞りなく墓参りを終えた。
 今回はビール、いや違った発泡酒を持参した。故人たちもたまには飲みたかろう。その場で缶のステイオンタブを開け、これまた持参した紙コップ二つにお酒を注ぎ墓前に供えた。以前は火をつけた煙草を供えたものであったが、数年前に僕が喫煙をやめてしまったから、それはできなくなった。その代わりにお酒を供えようと今回思ったのである。(もちろん僕や実父はそれを飲んだりはしない。供えてしばらく経った後、墓前から下げ、しかるべき後始末をした。)、

 墓参りから帰る途中、スーパーに立ち寄った。実父に巨峰と西瓜を買ってもらった。親父、ありがとう。
 
 自宅に戻ると丁度娘が起きてきていた。家人、娘、実父、そして僕の4人でしばらく世間話をする。特に家人の父親、つまり僕の義父の件を実父は心配した。義父と実父はほぼ同世代だ。義父に起こった熱中症のことは、やはり他人事とは思えないのだろう。

 実父が帰った後、娘はお出かけ。

 僕と家人はお昼ご飯。今日は冷やしうどんだ。

 それからしばらくして家人の運転でユニクロに向かった。僕が仕事で着る服を買うためだ。今はビジネスカジュアルが許される職場にいる。クールビズよりも基準が緩いのだ。だから世間一般よりも少し砕けた格好が許される。カッターシャツタイプではなくポロシャツタイプも許されるのだ。
 それを聞いた家人は、僕にそういう服を着ろと言う。なぜならそれで一日でもアイロンがけをしなくていい日ができるからだ。この時期アイロンがけはかなり辛い。家人の言うことは僕にも十分理解できる。
 そういうことでユニクロでポロシャツっぽいビジネスシャツを2枚購入。家人も下着等諸々を購入。

 自宅に戻り、一度洗濯しようと買った商品を広げたら、なんと僕のポロシャツっぽいビジネスシャツ2枚の内の1枚の生地がはっきりとわかるくらいささくれ立っていた。しかも一か所ではなく数か所にだ。
 これはあまりにひどい。目立たない場所に一か所くらいなら目を瞑ろうかと思ったかも知れないが、残念ながらそれは看過できないレベルだった。
 仕方なく僕一人で車を運転して再びユニクロに行った。近所ならともかく車で15分はかかる場所だ。往復だと30分ということで想定外の無駄な時間を作ってしまうことになった。
 店につくとすぐにレジカウンターに行き、商品とレシートを店員に見せて交換して欲しい旨を告げた、もちろん「あまりに酷過ぎるから」ということも告げた。
 これは嫌味ではない。これまでにユニクロで買った商品にこういうものが一切なかったから今回こういう商品が店頭に並んでいたことを残念に思ったのである。ファストファッションではあってもユニクロの品質に対しては僕はそれなりに信頼していたのだ。だから敢えて苦言を呈した。
 店員さんはきちんと僕に謝罪し代わりの商品を持ってくるため商品棚に向かった。
 僕はレジカウンターで待っていた。だがいつまで経っても店員さんは戻ってこない。
 数分経ってやっと戻ってきたと思ったら、その店員さん、僕に「この商品は、どの棚に陳列されていましたでしょうか?」と訊いてきた。
 おいおい、あんた店員だろ? そんなことをよく客に訊くよな……。
 もちろん声には出していない。
 僕はこれ以上時間を無駄にしたくなかったから、何も言わずに商品棚に向かった。そして的外れの棚にその商品を探していた店員を呼びつけた。
 僕は「これです」と同じ商品を手に取って店員に示した。すると店員は「商品に問題ないかチェックして頂けますか?」と僕に告げた。
 僕は唖然とした。

「商品に問題がないかどうかをチェックするのは俺じゃなくてアンタの仕事だろ!」

 喉元まで上がってきたその叫びを僕は押し戻した。
 これ以上時間を無駄にしたくなかった。とっとと商品を交換して早く家に帰りたかった。何よりこれ以上気分を害したくなかった。
 交換が済み、店員は再び僕に「申し訳ございませんでした」と謝罪した。だが僕はやっぱり気が晴れなかった。
 お盆休みの時期だからだろう、いつもよりも店員が少ない。それは素人である僕にでもはっきりとわかった。だから色々と手薄になるのもわかる。クレーマーの如く無理難題を言うつもりも更々ない。世間は休みなのに大変だなあとも思う。だがやっぱり気は晴れなかった。ユニクロの店員さんとして、あの言動はいかがなものかとやっぱり思ってしまうのだ。それとも僕が意固地なのだろうか?

 自宅に戻ると既に16時半を回っていた。何だかけったくそ悪いので、交換した商品に向けて「何もイヤなことがありませんように」という思いを込めて「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶般若心経」と唱えた。これはおまじないである。

 しばらく休憩していたら娘が帰ってきた。そしてすぐにまた出かけようとしたので「また出かけるのか?」と訊いたところ、今度はDVDを借りに行くだけだと言う。更に何か観たいDVDがあれば一緒に借りてきてあげると言うので「君の名は。」はもうレンタルに出てきているのかと訊くと、そのはずという返事があったものだから、じゃあそれを借りてきてくれと頼んだ。昨年あれだけ話題になった映画だが僕は今の今まで観ていなかったのだ。
 それからどれくらい経ったか、娘が戻ってきた。「君の名は。」は最後の一枚が残っていたから即行で借りることができたそうだ。

 その後、ワンコの夕方の散歩に出かけた。

 散歩から戻るとワンコのエサについては家人に任せ、僕は娘の部屋の窓に垂らしていた簾の修理をした。

 19時過ぎに夕食。

 それからテレビを何となく観ていたらウトウトとしてしまった。

 風呂に入った後、「君の名は。」を観た。
 娘も家人も劇場で観たそうだ。
 僕は前述したとおり、今の今まで一度も観たことがなかった。いやそれどころか、これがいったいどんな話なのか、また何の話なのか、それさえも知らなかった。頭の中にあったのは昨年めちゃくちゃヒットした映画であるということと、例の誰が歌っているのかもわからない「君のぜんぜんぜんせだ~い……」(?)のフレーズくらいだった。

 感想。
「ふーん……」
 正直なところあれだけヒットした理由が僕にはわからない。確かに悪くはない。駄作でもない。でもだからと言って超絶品とは思えないし、あんなに騒ぐようなものとも思えない。感動するわけでもなかったし、泣けるようなものでもなかった。気持ちがスカッとしたわけでもない。理由もわからず(数年のズレを発生しつつ)体が入れ替わったり、隕石が落下して大災害に見舞われる等、そういった点を客観的に見ると「これはSF映画なのか?」と思ってしまうし、「時をかける少女」のようなジュブナイルものなのかとも思ってしまった。
 要は10代や20代の方々が得ることができた感動が50代半ばのオッサンでは得ることができないってことなんだろう。いや「50代半ばのオッサン」で括ってしまうのは語弊があるか。正しくは僕みたいなスレたオッサンには、この映画が放出している感動を取り込むことができないってことなんだろう。
 あ~あ、そこまで年寄りの域に入ってしまったか……。悲しいなあ……。

 明日はまたもや家人の実家、そして義姉宅へ行く予定。
 
 

2017年8月12日(土) 日碌” に対して 4 件のコメントがあります

  1. ちゅっぴ より:

    こんばんは。私の墓参りは九月です。
    母親は某宗教団体の信者でして、私の父親はその巨大公園墓地に眠っております。
    お盆の時期は暑いわ人(車)は多いわで地獄。
    それでなくても母は車いすでしか移動できないので
    参拝客が少なくなった時期に行くことにしています。
    父親もあまりこだわりがない人でしたので、
    たぶんお盆を過ぎても気にしていないと思います^^

    お洋服の交換のためにわざわざお店に出向いたのは大変でしたね。
    昔、デパートで枕と枕カバーを購入した時、
    カバーのサイズが違っていて枕が入らなかったことが。
    十日ほど先に名古屋に行く用事があるから、前もって連絡だけしておいてその時に取り換えに行くよ、と私は言ったのですが、なぜか夫は非常に憤慨しまして、
    その日のうちに交換に来るようにと申しつけ、
    小一時間かかる我が家にわざわざ来ていただいたことがありました。
    私は恐縮しまくりでした。なんであんなに偉そうだったんでしょうねぇ。
    虫の居所が悪かったのかしら?
    お友達がハンバーガーを持ち帰りした時、品物が足りなくて電話した時はすぐに持ってきてくれたそうです。(なんと同じお店で二回もあったそう)
    もしかすると主様も電話すれば来てもらえたかもしれませんね。

    今は商品チェックは店員さんと一緒に目の前でしますよ。
    もちろん絶対ではないのですが、夫がシャツを購入しようと手に取ったものがボタンがとれそうで、それを指摘した際、奥から新しいものを持ってきてくださいましたが、その時も一緒に商品チェックしました。お財布やバッグを買ったときも、ファスナーやベルト等のガタつきを一緒に見てもらって確認、納得して購入します。

    お店側も変な責任を取りたくないんでしょうね^^;

    「君の名は。」は私も同意見。年齢が今の半分くらいだったらもっと楽しめたのかな‥?
    ってか、名前書く時間くらいあったやろ!「昨日の君と明日デートする」「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」全部タイムスリップ?みたいなお話。今はこういうのが受けるんでしょうかね。

    1. いくたしば いたる より:

      ちゅっぴさん こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      >こんばんは。私の墓参りは九月です。
      >母親は某宗教団体の信者でして、私の父親はその巨大公園墓地に眠っております。
      >お盆の時期は暑いわ人(車)は多いわで地獄。
      >それでなくても母は車いすでしか移動できないので
      >参拝客が少なくなった時期に行くことにしています。
      >父親もあまりこだわりがない人でしたので、
      >たぶんお盆を過ぎても気にしていないと思います^^
      >

      僕んちはもう習慣みたいになっていて、盆とか彼岸といった世間で決まった時期に行くようになっています。
      習慣って一度定着するとなかなか変えれないものですね。
      僕も父親も時期が迫ってくると変に意識してしまいます。
      別に絶対にやらねばならないことじゃあないのにね。

      >お洋服の交換のためにわざわざお店に出向いたのは大変でしたね。
      >昔、デパートで枕と枕カバーを購入した時、
      >カバーのサイズが違っていて枕が入らなかったことが。
      >十日ほど先に名古屋に行く用事があるから、前もって連絡だけしておいてその時に取り換えに行くよ、と私は言ったのですが、なぜか夫は非常に憤慨しまして、
      >その日のうちに交換に来るようにと申しつけ、
      >小一時間かかる我が家にわざわざ来ていただいたことがありました。
      >私は恐縮しまくりでした。なんであんなに偉そうだったんでしょうねぇ。
      >虫の居所が悪かったのかしら?
      >お友達がハンバーガーを持ち帰りした時、品物が足りなくて電話した時はすぐに持ってきてくれたそうです。(なんと同じお店で二回もあったそう)
      >もしかすると主様も電話すれば来てもらえたかもしれませんね。
      >

      最初は呼びつけようかと思いました。
      時間もですが、やっぱり自宅-店の往復はタダではないですから。
      いくら車と言ってもガソリン代は現実的にかかっていますからね。
      こっちの落ち度ならともかく、店の落ち度なのですから、こっちがそれを負担するのもおかしい話です。
      ですが本文でも書きましたとおり、もう時間を無駄にしたくなかったし、店に言ったところでいつ対応してくれるかわかったもんじゃない。
      そもそも僕が見ただけでも、あの時の店には十分な数の店員さんはいなかった。
      まともに対応してくれるのかどうかも疑問でしたし。
      もしまた同じようなことがあったら、その時はたぶんご主人様同様憤慨すると思います。
      いつの場合も「いい客」面するつもりは毛頭ないですから。

      >今は商品チェックは店員さんと一緒に目の前でしますよ。
      >もちろん絶対ではないのですが、夫がシャツを購入しようと手に取ったものがボタンがとれそうで、それを指摘した際、奥から新しいものを持ってきてくださいましたが、その時も一緒に商品チェックしました。
      >お財布やバッグを買ったときも、ファスナーやベルト等のガタつきを一緒に見てもらって確認、納得して購入します。
      >
      >お店側も変な責任を取りたくないんでしょうね^^;
      >

      「お客様もチェックされたじゃないですか」っていう事実を作りたいんでしょうね。
      これもモンスタークレーマってもんが世間に蔓延っているからでしょうかね。

      >「君の名は。」は私も同意見。年齢が今の半分くらいだったらもっと楽しめたのかな‥?
      >ってか、名前書く時間くらいあったやろ!「昨日の君と明日デートする」「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」全部タイムスリップ?みたいなお話。
      >今はこういうのが受けるんでしょうかね。

      僕も同感です。
      一つ何かが売れたら、二匹目のドジョウを狙うかのごとく同じようなものばかりを世間が飽きるまで出してくる。
      何十年も昔から全然変わっていない映画(芸能)界のクッソ古いビジネスモデルですね。
      あらすじを読んだだけでウンザリします。
      聞いたところによると、今は安易にコミックをそのまま映画化しているけど映画の人気なんて本当に一過性で、実のところそれがコミックにも悪影響を与えるからいい迷惑なのだとか……。

  2. 匿名 より:

    闘いは終わって、幸せな家庭の日常ですね。家族も皆さん、お元気で何より。感謝の気持ちを忘れずに生きていれば、幸せをご自身でも感じられますよ。

    1. いくたしば いたる より:

      匿名さん こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      >闘いは終わって、幸せな家庭の日常ですね。家族も皆さん、お元気で何より。
      >感謝の気持ちを忘れずに生きていれば、幸せをご自身でも感じられますよ。

      この1年半ほどの間にいくつもの激闘があり、今はそれが一旦落ち着きを見せていて、かつこの場には一切何も公表してませんので、はたから見れば「闘いは終わって……」というように見えるのだと思います。
      ですが実際のところ僕の闘いはまだまだ終わっていません。
      これからも続きます。
      その中でできる限り幸せな家庭の日常を増やしたいと思っています。

よろしければコメントなどを……